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渡辺篤史の建もの探訪で相模湾を一望する岬に建つ蘇る絶景住宅とは?

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今回の渡辺篤史の建もの探訪は、神奈川県三浦市の海(相模湾)の見える絶景の岬より、フランス出身のご主人とフィリピン出身の奥様といった異色の夫婦が住まわれるお宅からお伝えして参ります。

絶景の岬に建つ廃屋を改修と言う事ですが、長年放置されてきた廃屋を一体どのようにして蘇らせたのか、建もの探訪では建て替えるのではなくリノベーションされたお宅を渡辺篤史がしみじみとコメントしていきます。

古き良き時代の要素をできる限り残しながらも構造的には出来るだけ開放感に満ち、自然を感じさせる住宅として、相模湾が一望にて見渡せる絶景とも言える岬に見事に復活を遂げられました。

築75年の廃屋となった日本家屋を、リノベーションし古くなった水回りを一新、海側に小さいながらも増築を施す事により家全体を蘇らせると言った内容となっております。

見事に復活を遂げた居間や食堂、キッチン、サンルーム等々、順を追って以下の内容で解説していきますのでお楽しみに!


建もの探訪の古き良さを残し蘇らせた食と寛ぎの居間空間を渡辺篤史がため息!

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見事に復活を遂げた居間の空間、古き良き時代の雰囲気を残しながらも食卓と居間の繋がりは見事に今の時代のニーズにあった仕上がりとなりました。

相模湾を望むこの岬には、戦後に進駐軍(第2次世界大戦後に日本に進駐した連合国軍のこと)と共に来日したアメリカ人の写真家が設計した住宅で直近20年以上は空き家で荒れ放題だった廃屋だったのですが・・・

どの様にして荒れ果てた廃屋を蘇らせたのか、その謎に迫ってみましょう!

  • 手つかずの廃屋の傷んだ内装の修復は何処までやれたのか?
  • 日本家屋の典型とも言える弱点の解消とは?


手つかずの廃屋の傷んだ内装の修復は何処までやれたのか?

長年、放置されてた廃屋の中は、かなり傷んでた床や壁などは全て張り替えたりして状態の良かった柱や天井板などは以前のままの状態で残しました。

内装の壁も一部、取り除く事により開放的な空間に生まれ変わった食と寛ぎの居間空間が出来上がったのです。

古い日本家屋の雰囲気を壊すことなく、それでいて、さりげなく今風な広々空間を実現した開放的な食堂や居間の仕上がりはお見事です。


日本家屋の典型とも言える弱点の解消とは?

日本家屋の持つ典型的な部屋の造りは、一部屋ごとに仕切られた形に作られているのが特徴で、暗く閉鎖的な部屋が特徴。

昔の和室と言えば部屋と部屋の間に飾り用としての手彫り欄間を設け、襖で仕切る形の造りでした。

その為どうしても、部屋が暗くなりがちで空間が閉ざされた雰囲気になりがちでありましたが、上の飾りの役割を何十年もの間果たし続けてきた欄間は取り外され、そこに水平に連続する高窓で覆うことで開放感と明るさを確保する事ができました。

更に使われている照明はレトロな感じで、よく見るとあの有名なイサム ノグチの照明がさりげなくお洒落に暖かな光を放っているではありませんか。


建もの探訪で渡辺篤史が驚く二つが一つになるとは?暗く狭い台所が変貌!

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75年前に建設され、賑わい溢れる食を囲み、人の温もりの時と共に歩みを重ねてきた昔造りの日本家屋だが、温もりと共に家人も去ってより20年以上もの間、人目に触れる事なくひっそりと寂しく佇んでいた家の台所。

それが再び、人の温もりと食の理想郷とも言える空間に見事に生まれ変わる事となるのですが、それでは一体、どの様にして生まれ変わったのでしょうか?

その一部始終たる全貌を見ていきましょう!

  • 居間や食堂と仕切られ光の遮られた暗い台所の驚きの変貌とは?
  • 一面ガラス窓と思いきや残された戸袋に隠された秘密とは?
  • 古い日本家屋の狭い台所を思いっきり大改造に!


居間や食堂と仕切られ光の遮られた暗い台所の驚きの変貌とは?

荒れ果てた昔作りの狭い台所は、居間と食堂との間となる箇所の古い壁を取り除く事により閉塞感漂う空間がオープンになりました。

古い壁を抜く事によりオープンになった居間と食堂の間を、光の降り注ぐ明るい台所へと見事に変貌を遂げました。



一面ガラス窓と思いきや残された戸袋に隠された秘密とは?

窓の外から差し込む光が冴え渡るダイニングには他に隠れた秘密があり、それは元々あった戸袋で、その中からは、なんと雪見障子が姿を現したのです。

戸袋は以前のまま残し利用していますが、大きめの窓ガラスを雪見障子で覆う事により更にモダンな和室へと姿を変えたのですが、床は板間と何ともいえない、いい意味でのミスマッチと言ってもいいんじゃないですか。


古い日本家屋の狭い台所を思いっきり大改造に!

古い日本家屋の典型とも言える台所と風呂場の併設、その為どうしても台所やお風呂場は狭く窮屈な造りにならざるを得ませんでした。

では一体どのようにして狭くて窮屈な台所は生まれかわるのでしょうか?

実は、台所の位置としては建築された当初のままですが、台所の後ろ側の方に位置していた浴室を他の場所へ移転する事により、従来の台所スペースの約2倍近い広さを確保したのです。

以前の古い日本家屋の造りは、台所の近くにお風呂場を設けた造りの家が多かったので、どうしても台所やお風呂場が狭く窮屈な空間になりがちでしたが、リノベーションする事により広々とした開放感溢れ暖かな明るさを保たれた台所の完成となりました。

古い家屋の柱や天井板など修復が必要ない箇所は出来るだけ残しリノベーションを施した台所は正に、昔と今を上手く調合しつくされた内容と言っても過言ではないでしょう!


建もの探訪の追加された土間空間が天候に左右されず寛げるサンルームに渡辺篤史は!

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元々、土間と暗い壁に囲まれた寒々しい部屋、海を眺めながら寛ぐとはとても言えないような空間を、一体どの様に改修できたのか?

そこには驚きのアイデアが隠されていたのではないでしょいうか。

  • 寒々しく狭い僅かな空間でしかない土間の驚きの変貌とは?
  • 天候を気にせず海を眺めながら寛げるテラス


寒々しく狭い僅かな空間でしかない土間の驚きの変貌とは?

長らく放置されてた寒々しい、元々あった狭い土間を増築する事により、広々としたまるでリビングの様なまったく別の空間へと生まれ変わりました。

土間のスペースを増築する事により、その延長の先には洗面台や浴室など新たに誕生することになり、従来無かった新たな生活環境が生まれました。


天候を気にせず海を眺めながら寛げるテラス

海を見渡せる部屋の前の庭は、あたり一面を雑草が生い茂った手つかずの状態でしたが、整備し
部屋の外にもテラスを増設しました。

テラスを設ける事により土間との繋がりが出来た為、以前の狭く閉ざされた土間が見事に開放感が溢れる土間からテラスを抜ける程の空間へと変貌を遂げました!

更には全面をガラスの窓を覆った事により、たとえ雨の日でも天候を気にせず、ゆったりと海を眺めながら寛いでいただける和風リビングに仕上がりました。


建もの探訪の生まれ変わった洗面浴室とは?渡辺篤史も驚嘆!

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古い日本家屋の造りの浴室は、もともと建物の中央に位置する狭い台所の奥に設置されていた為、暗く寒々とした狭く窮屈な浴室。 

もちろん古い家屋には気の利いた洗面室なども無く、おまけに狭く寒々しい浴室は、とてもゆったりと入れるイメージとは程遠い造りでした。

そんな古い台所の奥にひっそりと佇んでいた浴室はどのようにして生まれ変わったのでしょうか?

  • 新たに設置された今風のお洒落な洗面台
  • 古く狭い台所からの独立を果たした浴室


新たに設置された今風のお洒落な洗面台

サンルームから延長した土間繋がりの場所に新たに洗面台が設置されたのだが、洗面台の正面の壁には大きな鏡が取り付けられ、その鏡に反対側の庭の木々が写し出され奥行き感まで感じさせられる。

洗面台には、なんと改修前まで張られていた古い床材を洗面台の上部に張り替える事により、一体感溢れ重厚でお洒落な仕上げとなりました。


古く狭い台所からの独立を果たした浴室

サンルームから土間繋がりでの場所で、洗面浴室に入る為のドアはなんと大きなお洒落なガラス製のドアを設置、入って直ぐの場所に洗面所を設けました。

更にその洗面台の先の一番奥に位置する所に浴室を設置したのですが、古い雰囲気を漂わせる中にも新しさを感じさせる仕上がりとなりました。

こちらもサンルーム同様に、廻り全体に高窓が設置されたお陰で浴室全体に外の光が差し込めれた為、以前の暗く寒々しい浴室が場所を移転する事により明るく温かみ溢れ、ゆったりと寛ぎながら入れる浴室へと変貌を遂げました。


建もの探訪の2つが一つに繋がった寝室!表の離れの謎の建物とは?

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長い間、閉ざされていた廃屋の暗く寂しい2つの部屋、だが改修により2つの部屋を今に蘇らせた方法とはいったい何か?

もう二度と人が住む事の無いだろうと思わせる程の廃屋、見事なまでの復活劇を、これぞ神業とも言える建築技術の凄さを見せつけられたリノベーション!

  • 二つが一つに繋がった寝室とは?
  • 寝室のタンスかと思いきや驚きのからくりが!
  • 傷んだ部屋はどのようにして新しい寝室に変わったのか?
  • 庭の離れの謎の建物とは?


二つが一つに繋がった寝室とは?

元々、二間続きの部屋だったものを一つにまとめ、壁のデザインも統一し天井には間接照明を取り付ける事により、天井を上に押し上げた感じで圧迫感がなくなりました。

以前の狭く暗い部屋を、開放感溢れ暖かな光に包まれた広々とゆったり過ごせる寝室へと蘇らせる事が出来たのです。



寝室のタンスかと思いきや驚きのからくりが!

開放感溢れる寝室ですが、この寝室にはとんでもない仕掛けが施されていたのでした。

それは、壁と統一されたデザイン色のタンスかと思いきや開けてビックリ、・・なんと、そこは洋服を収納するタンスではなく、トイレが隠されていたのでした。

これはもうタンスに見せかけたイタズラとも言うべき、トイレのカラクリと言ってもいいでしょうし、予想もしなかったこの展開には本当に驚きとしか言いようがありませんでした。


傷んだ部屋はどのようにして新しい寝室に変わったのか?

古く朽ち果てかけていた二間の天井板はかなり痛みが進み、このままでは住めない状態でしたので、新しく杉板に張り替え、壁も貼り変え統一された一つの部屋に変わりました。

ほぼ、仕切りのない状態の、オープンな佇まいで昔造りの雰囲気を残しつつ、現代に合った寝室といえるのでは、ないでしょうか。


庭の離れの謎の建物とは?

庭の離れに現れた建物、それは一体なんの建物なのか、明らかに母屋とは独立した建物正体とは?

広く開かれた開放的な庭に建つ謎の建物、実はゲストハウスでした。

二つのベットルームとバスルームを備えたゲストハウス、レトロな雰囲気とリゾート風インテリアが絶妙にマッチした、このゲストハウスに一度は泊まってみたいと思ったのは私だけでしょうか?


渡辺篤史の建もの探訪の岬に建つ築75年目にして蘇る絶景住宅とは?:まとめ

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渡辺篤史の建もの探訪では、相模湾を一望できる岬に建つ見事にリノベーションされた、正に絶景住宅とも言うべきお宅を解説してきました。

建設されてより75年、直近では20年以上もの間、人気のない暗く朽ち果てそうな廃屋を解体するのではなく、一つ一つ丁寧に手を加えられリノベーションされ生まれ変わったテリアン邸。

一体、どのようにしてリノベーションを施されたのか、それは築75年のL字型の建物の海に面した場所に増築、中央にあった浴室も海に面した南側にサンルームの延長として、洗面浴室を増築しました。

荒れ放題の絶景の岬に建つ廃屋が増築とリノベーションにより、古き良き時代背景を丁寧に残しながらも、今の時代にあった住宅へと見事に復活を遂げてしまったのです。

リノベーションと言えども、長年、人も寄りつかない暗く寂しい廃屋が、人の手が加えられる事により、ここまで生まれ変われるものなのか!

渡辺篤史は、一瞬言葉を失うくらいの感動を覚え例のあの独特な語りのスローダウンな口調で身振り手振りでコメントをしてましたね!

日本語が堪能なフランス出身のテリアンさん、日本語の話せない奥様に通訳までしてもらったのでしたが、まあ、なんと仲睦まじい夫婦でしょうか。

建もの探では、今回の様にリノベーションの内容を盛り込んだ番組を更に放送して頂きたいものですね!

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